9月6日のラルゴ《フルタニ・大阪》セミナーもZoomによるリモートセミナーとなった。リモートはこれで3回目となるが、今回初めて有料での開催となった。今回もメインテーマは過去2回の続編となる「超音波治療器による仙腸関節へのアプローチ」であったが、今回はさらに手技による「下肢主動筋テクニック」も盛り込まれ行われた。

 「超音波治療器による~」では古谷メソッドの中核をなす左右非対称理論に基づき、慢性化し重症化した脊柱管狭窄症の症例をもとに、術前検査、超音波治療器による実践テクニック、術後検査の順にポイントを押さえながら実技が進められた。「下肢主動筋~」では症例として背部拘縮、肩こりが取り上げられた。こちらも同様に術前、術後の検査法、施術方法、テクニックが紹介された。

 セミナーは終了時間となっても、熱を帯びた古谷氏は「今日はここまでは伝えておきたいので、もうちょっと時間をください」と参加者の了承を得て時間を延長し、上肢の復習となる「超音波による肩関節テクニック」を披露、盛りだくさんな充実した内容となった。

 今回、特筆すべきはホストの埼玉・草加市の古谷施術院と、参加者の間でリモートによる実技指導が行われたことである。これを可能にしたのは三重・松阪市の「まつさか整骨院」の濱口哲治院長と2名のスタッフの協力があったればこそ、今後のリモートセミナーの方向性を示す試みとなった。

 ところで、今回特に興味深かかったのは古谷氏の「ほぐす」(解す)ことへの思い入れである。氏は「ほぐす」という言葉をめぐる患者さんとの解釈の違いに戸惑い、苛立ちを感じつつ「私は日々その葛藤と戦っています」とユーモアたっぷりに話していたが、そこからは「ほぐす」ことに込められた強いメッセージが伝わってきた。

 次回、10月11日の開催は今のところ対面型で行う予定としているが、これも参加者の事情が許せばというレベルで考えられており、またリモートでということになる可能性も大きい。参加を希望される方はご面倒でも当社宛ご確認ください。

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